そういえば45歳になってしまっています(過去完了進行形っぽい表現)。
こんにちは竹中Tです。
一年が過ぎました。
昨年の今日が自分の人生の大きな転換点だったわけです。
それまで「中学校の先生」だった自分がそうじゃなくなる日…。
すべてのクラス(6クラス)で「人間関係づくり」の授業をさせてもらい、そこで生徒のみんなにお別れの挨拶をしました。
その後さらに自分の担当だった学年の生徒がみんなで送り出してくれたことは、今でも心に残っています。
もう一年か…早いな。
小松の片付けに手間取ったので半月遅れたけど、北海道の生活も間もなく一年になります。
去年の冬は「今年はいつもの冬と天気が違う」と職場の人に言われ、今年の夏も「今年はいつもの夏と天気が違う」と言われる始末。
もしかして、僕はまだ本当の北海道を知らないのかもしれません(笑)?
この一年で思ったこと。それは
『気持ちがとっても楽😊』
っていうこと。もちろんこちらでもいろいろと嫌な事とか気苦労はありますよ。それでも
「この黄色い巨人が先生だ」
と思っている人が全くいないのがこんなにも楽だとは思いませんでした。
街角で、道で、いろんなところで
「あ、先生」
と声をかけられる。もちろん嬉しいことでもあるんだけど、
「いつでも先生であること」
は「気にしい(細かいことが気になる)」な僕にとっては大変だったのでしょうね。
単純に僕が「ONとOFFの切り替え」がヘタなだけかもしれませんが。
そして気持ちが楽になった分
『心の余裕が増えました😊』
今までは『人のために生きる』を自分の中心軸にしていたのですが(もちろん今もその気持ちはあります)、『自分のため』に使う時間が増えて、旅行に行ったりプールに行ったりする時間がさらに僕の心をほぐしてくれているように思います。
動物や植物、海や空、雲などを見ようとする機会自体が増え、気がつくと見入っている時もありますね。
一年経って…おかげさまで、現在の職場では仕事の頭数に入れてもらえるようになった気がします。
※あくまで個人の感想です(笑)。
汗をかいて働いて、お昼のお弁当を食べる時間が、今一番幸せを感じる瞬間かもしれません。
逆に不安が浮き彫りになったところもあります。それは「お金」に関するところ。退職前に沢山の人が心配してくれたのもその点でした。
これに関しては、今までの積み重ねを一旦リセットしたのだから、しかたないですね。
それも含めて自分の意志で「うごいた」のだから覚悟の上です。
僕が勤めた最後の学校では、僕が担任した生徒が卒業する時に、この言葉を贈っていました。
『禍福は糾える縄の如し』
『禍(わざわい)や福(ふく)はぐるぐる撚(よ)った縄のようなもの。幸せが来たかと思えば不幸せが巡ってきたりする。その逆もしかり。そんなもんやぞ。「人間万事塞翁が馬」もおんなじような意味やな』って言ってあります。
『楽しいときこそ気を引き締め、辛いときにはきぼうを願う。幸も不幸もいろいろあるものだと思って前向きにな😊』が、卒業前の僕からの最後のメッセージです。
僕にとっての最後のクラスは今高3の年代。そっか…それぞれいろんな試練もあるかもしれんなぁ。
いい事、わるい事いろいろあるかもしれんけど
『がんばるんば😊』
あ、もうすでに
「めっちゃ頑張ってるんだけど💢(怒)」
って人はONとOFFの切り替えも大事やぞ。
こっちはこっちで新しい事にも挑戦してみるわ。ということで、明日から2年目突入!