今日はお休み。この仕事に変わって半年以上たちますが、平日休みはやっぱり違和感、そして罪悪感がありますね。悪いことしてないけど。
まあ、時間は有限なので有意義に使いましょう。
で、さすがにもういいだろうということでタイヤ交換。最近は車屋さんやタイヤ屋さんで裏シーズンのタイヤを預かってくれるところも増えたので、タイヤ交換をしたことない人もいるかもしれませんね。
そんな人のために一緒にタイヤ交換しちゃいましょう。
この4月からマイカーデビューした人は、もうすで夏タイヤかもしれませんね。そんな人は次の冬のためにこのページをブックマークだ!
1.タイヤの残り目を見てタイヤの配置を決めましょう。大事なポイントは
- タイヤの回転方向を合わせる
- 右と左は同じような目の減り具合
- 目の残っているものを前輪に使う
ですね。新品のタイヤはタイヤの回転方向以外は気にしなくてもいいですよ。そもそも、新品タイヤを自分でつける機会は無いかもしれませんが。
2.ホイルキャップなどがあれば外しましょう。1.のタイヤの配置を決める前にホイルキャップを外してもいいですよ。
3.まずはタイヤを外しますが、ジャッキアップする前にナットを軽く緩めておくと後の作業が楽ですね。ナットを「完全にはずす」ではなく、あくまで「軽く緩めて」です。
4.ジャッキアップする時は、ジャッキをあてるポイントを探しましょう。今回の写真のジャッキは2輪まとめてジャッキアップできますが、標準で車載されているジャッキは1輪ずつしかジャッキアップできません。
5.安全にジャッキアップできたらナットを完全に外します。車種にもよりますが、ナットは6つあるいは5つ(4つの時もあるのかな?)あります。
6.ナットを外したらタイヤを付け替えましょう。
7.ナットを締めます。ナットは「1つずつしっかり」ではなく、「6つ(5つ)均等に少しずつ」締めましょう。
その時は、ナットが6つの時は✡、ナットが5つの時は☆を一筆書きするように少しずつ締めていくといいでしょう。
また、ナットなどのネジを締める時は、ひらがなの「の」の字を書くようにします。「しまるの」とおぼえておくといいですね。
ちなみに世の中にあるネジの大部分は「しまるの」が通用する「右ねじ」です。
8.全てのタイヤを付け替えたら空気圧調整。特に春先のタイヤ交換では、冬の間に使わなかったタイヤの空気が抜けていることが多いです。空気圧がたりないタイヤや、左右の空気圧が違ったりするとタイヤの減り方がおかしくなったり、場合によってはバーストの原因になったりもします。
各家庭で空気圧調整するのは難しいので、そんな時はガソリンスタンドで見てもらいましょう。最近はセルフのガソリンスタンドも多いですが、ほとんどの場合、空気入れもセルフになっているので臆せず挑戦です。
作業完了前にもう一度、ナットの締め忘れをチェックしましょう。走るにしても、曲がる、止まるにしても「タイヤが命」ですよ。
僕が「しまるの」をおぼえたのは、5、6歳のときだったかな?家族ででかけた帰りに車がパンクした時です。
父ちゃんに「はずしてみ?」と言われ、一生懸命逆回ししちゃったんですよね。そしたら父ちゃんに
「はずす時は「の」の字の反対」って教えてもらった記憶がいまだにあります。(「しまるの」は教員になってから「右ねじの法則」を教える時に使い始めました)
さあ、この記事を見た人!タイヤ交換の仕方をおぼえたかな?ついでに水道の蛇口などで「しまるの」を体感しようぜ!