昨日の記事「おかにまく」。漢字をあてると「陸に巻く」だそうです。へー。「巻く」の字を使うのかー。

ちなみに船を横づけして繋留するときには「横に抱く」。こちらの地域だけの言葉なのか、漁師さんには一般的な言葉なのかはわかりません。

さて、「陸に巻く」の話題に戻って、その手順を紹介すると、(すいません。作業中の写真はありません。)

(海に続く台車のレール)

船揚場はゆるい傾斜になっています。ここに正面から船を着けます。

予め沈めておいた台車に船を乗せます。スケールがスケールなので、正面の小屋からウインチで引き上げます。「陸に巻く」はここからなのかな?

陸に上がったら、直交したレールで横移動。この移動は重機(タイヤショベル)で押します。

定位置まで来たら台を下に挟み込みます。

見ての通り、スケールの大きい積み木やジェンガ。固定できたら台車を引き抜くという流れです。

普段は海面下にあって見えない船底。

(スクリューってこんなに大きかったのか!)

フジツボがついていたり、コケがはえたり、水垢で汚れたりしているのでみんなでゴシゴシ。

カッパをきてバシャバシャになりながらゴシゴシします。スケールがデカいのでエンジン式洗浄機が大活躍!

普段は海面下の部分が思ったよりも大きくて、見上げると迫力がありますね。

なるほど!

「見えている部分だけが本当の姿とは限らない」という事か…

レール移動なので、各船はキレイに横に整列することになります。

(昨日の作業終了時の様子)

というのが昨日の作業でした。

確かにこの作業は一隻の作業員(=5人)では無理だわ。全船のメンバーが全員揃って作業するって、なんとなくお祭り感もあっていいなぁ。

みなさん、おつかれさまでした!