部屋からの1枚。

僕が今住んでいるのは職員住宅の2階の部屋。その部屋から朝日を拝むのは珍しい。

それを見ているということは…?

そうです。今日から16日までお盆休み。

せっかくお休みなので今日はゆっくり寝て…いることもなく、いつも通り1時35分起床。

まわりの部屋の人はきっとゆっくり寝ているだろうから、大人しくパソコンに向かって作業。

やりたいことは一杯あります。むしろたまってる。

6時過ぎまでパソコンの前で頑張って、いつもの温泉へ。

8月いっぱい、朝風呂もやっているとのことで行ってみた。

朝からちょっとぬるめのジャグジーで、ぐで~っとなるのがとにかく最高!

お風呂を出てから空を見上げたり、

海を見渡したりする。

昨日見た予報よりも天気のあんばいはいい感じ。ならばお出かけするしかないじゃない。

(やっぱり距離感おかしい…)

「皆の者!馬を引け!北へ向かうぞ(大悟)!」

最初はおなじみセコマ。このチョコクロワッサン、サクサク甘くてやみつきです。うま〜い。

お腹も心も満足して、それでは出発!

お隣枝幸町にある「道の駅 マリーンアイランド岡島」。

船の形をした建物。

僕の地元にある「のと少年自然の家」も船の形をしていたので、ほんのり親近感があったりなかったり。

ご当地キャラは「えさっしー」。枝幸町も漁業の町ですよね。毛ガニの水揚げが日本一なんだって!

さらに北上します!

車を走らせると…?エルグラ号が通過しようとしているのは?

(北緯45度線!)
(イメージ:ピンクの線が北緯45度線!)

トリノとかモントリオールとか、冬季オリンピックが開催された都市名が並びます!そうか〜。北緯45度か〜。

さらに車を走らせて、案内看板に誘導されて来たのは…?

北緯45度国際記念広場!

あれ?…広場しかない?

…これは!?

へぇ〜!電子基準点なんだって!GPSに電子データって、思っていた以上に科学的!

っと、待て待て。寄り道しすぎだぞ。目的地はもっと先!急げ!

からの寄り道。「北見神威岬」。

「神威岬だと?積丹じゃないの?去年行ったじゃん!?」

画像に、たずねる積丹町①「神威岬」の記事
へのリンクが貼ってあります。クリック☆!

海に突き出た岬が、龍神を想像させるのでしょうか。いずれにしても自然に対する畏敬の念の表れでしょう。

ん!

こんなところに!

春までいた日高地方、日高山脈の文字!色んなところで「つながり」が感じられますね!

(資料にあわせて…)
(写真を撮ってみた)

まだ目的地まで半分…

よし!次だ、次!

浜頓別町に入りました。初訪問です。

道の駅「北オホーツクはまとんべつ」。

キレイな道の駅ですね。新しいのかな?

北オホーツク100㌔マラソンが行われているそうです。

100㌔かぁ…いけるかなぁ?(7月開催なので1年猶予がありますよ。)

猿払村に入りました。

「海産の郷 酪農の郷」だそう。

実は教員時代から「猿払村=ホタテの村」のイメージで知っていました。

でも、僕みたいな外部からの人は受け入れていない(はず)なんですよね~。それもあって、現在雄武町にお世話になっているわけです。

僕が春までいた牧場は結構な傾斜地で牛を放牧していました。

平坦な放牧地を見ると、いろいろな意味でより牧歌的な雰囲気を強く感じます。

牧草ロールもあっちこっちに転がらないですもんね。

(北海道といえば…ですよね)

道の駅「さるふつ公園」。

これがキャンプ場あり、

バンガローあり、

公衆浴場あり(温泉ではないのかな?)、ホテルありで大賑わい。

写真には写らないようにしてますが、人がたくさんいます。キャンピングカーやバイクが目立ちますね。さすが北海道。

でも、道を挟んで反対側は人が少ない。

インディギルカ号遭難者慰霊碑を見ようとした時…

「竹中先生!」

「え!?」

相手はマスクと帽子…正直

「誰!?」

って思うよね?まさか名前知っている人いると思わないよね?

相手の車のナンバーと、マスクの顔をよく見て考えること約3秒…

!!

「ああ!こんにちは!名前を呼ばれるなんて思っていないからビックリしましたよ!」

はい。雄武のホタテ船関係の方でした。

雄武町から100km近く離れた場所で出会うのもビックリだし、、しかも声をかけてくれるなんて。

うれしいじゃないですか😊。

相手の方はご家族連れ。それでも足を止め、5分間ぐらい談笑です。ありがたいなぁ。

笑顔で手を振って別れたあと見学を再開。

(インディギルカ号遭難者慰霊碑 碑文)

極寒の海で700名以上の方が亡くなった海難事故だそうです…

(ホタテ化石群)
(あった!見つかるかな、?)
(いさりの碑)

水産資源が枯渇してしまわないように戒めを与えてくれています。

あまり人がいないところにあったインディギルカ号遭難者慰霊碑といさりの碑。

でも、その碑文からは、今いる自然環境の過酷さや自然の脅威、その一方で、自然から与えられた恵みに対して人間がどう関わっていくべきかを考えさせられました。

予定していなかった場所での思わぬ出会いが僕の心に深く刺さりました。

さて、敬虔な気持ちで次に進みます。

稚内市に突入!日本最北端の市です。さらに最北端を目指します!

そして…

ついた!

日本最北端の地「宗谷岬」!

…めっちゃ行列できてるから写真はあとだな…

人の隙を突いて写真撮影!とりあえず到着したよ、と。

そして樺太探検で知られる間宮林蔵の立像。

竹中Tは高校時代、理系のくせに(くせに?)社会は日本史選択。

う〜ん。天気が悪いなぁ。そうだ、それならば…

(安田石油店はサービス満点!)

安田石油店 宗谷岬店さんへGO!現金満タンで!

そしたらもらえる「日本最北端給油証明書」とキーホルダー!これを貰いに来たと言っても過言ではない!

と、思ってたその時です!

なんということでしょう~

鹿登場!しかも、人がいても逃げる気配が全く無い!

その後、近くを車でうろうろすると、何頭もの鹿に出会う。

鹿は道の真ん中、アスファルトの上で立ち止まったりするし、蹄が滑って思わぬ動きをすることもある。

そうでなくとも、こんなに大きい生き物が角を向けて突進してくると、こちらもきっと無事では済まない。

農作物が被害にあったり、牛の伝染病を媒介するという説があったりもする。

こういう生き物がうじゃうじゃいる北海道。

慣れては来たけど、本州出身の人間としては驚きを通り越している。

熊の問題も報道されたりするけど、人間は一体どのように関わっていけばいいのでしょうね?

と、答えの出ない問題を考えながらしばらく稚内市をうろつき、宗谷岬の日の入りを撮ろうと戻ってみると、

残念、雲の影…

でも燃える間宮林蔵はカッコイイ感じに。

さてと、日の入りの時刻も過ぎたし、車中泊スポットを探します。お気づきかと思いますが、僕の旅行はメインの行き先だけ決めて、あとはいきあたりばったり。

気になった所に立ち寄るスタイルです。

とりあえず明日は「白い道」に行きたい(本当は今日行くつもりだったけと、曇っていたから明日に賭けた)。

明日晴れますように!

(「大丈夫!」…のはず!)

今回は、浜頓別町、猿払村、稚内市が初訪問でした!