このブログをよく見てくださっている人はご存知かと思いますが、最近引っ越ししましてね。
引っ越しの時には、これまでお世話になった人、これからお世話になる人に、挨拶として菓子折りの一つも持っていくわけです。
引っ越し前も今も北海道にいるのは変わらないので、どうせなら石川県の事を知ってもらいたいわけです。そこで私が利用しているのは…
小松空港名店街オンラインショップ。いつもお世話になってます。
で、相手の立場と人数にあわせて、お菓子や海産物、工芸品などを見繕うわけですが、見つけてしまったんです。
これ。めちゃくちゃうまい。第二十四回全国菓子大博覧会の最高位「名誉総裁賞」受賞って!
wikipediaで調べてみると第24回大会は2002年…ずいぶん前と思うかもしれないけど、最新回で第27回(2017年)だから、そもそもしょっちゅう開かれる大会じゃ無いってこと。
20年近くこのお菓子を知らなかったってことは、僕は無駄に石川県人だったってことか!?
ま、知らなかったことはしゃーない。今から皆さんに知ってもらうべ(べ?)。
ご覧の通り石川県が誇る観光地「兼六園」。そこにある二本足の灯籠、「琴柱(ことじ)灯籠」を模しています。
お菓子の分類はよくわかりませんが、
あ、近いのはきんつばか!?でもきんつばって全面軽く焼き上げてあってカリカリしてるよね。
箱には生和菓子って書いてある。
裏面だけほんのり焼き目がついていて表面、側面はしっとり。この表面、側面のしっとり感が食感に与えるアクセント!
中身の餡は控えめな甘さ。でも、しっかりとあんこ。ふつうまんじゅうとかって、そう何個もパクパクいけないでしょ?でもね、この「ことじ灯籠」、あと引く美味しさ。
今まで石川県以外の人に味わってもらったのは松葉屋の「月よみ山路(栗蒸しようかん)」や中田屋の「きんつば」がほとんどでした。
このブログをご覧になったみなさん、菓匠みのやの「ことじ灯籠」名前だけでもおぼえていってくださいね。
6個入648円。10個入1080円。自分用に買〜おおっと。
(※ブログアップ後、友人から「普通に知ってるよ」との指摘がありました…。私的に「新発見」ということでよろしくおねがいします。)