こんにちは。竹中Tです。

みなさんは冬季オリンピックは見ていますか?日程も残りあと1日。この期間、選手のみなさんの頑張っている姿に、毎日心を動かされたのは僕だけではないと思います。

トップアスリートの方達の歩んできた道は、私達が想像する以上に過酷だったことでしょう。個人的には、

「結果は気にせず頑張って欲しい」

と思いますが、

『選手本人がそこににかける思い』

を考えたら、私たち外野が軽々しく言うのは違いますよね。結局のところ、

『本人達の納得が一番大事』

だと思います。なのでこっそりエネルギーを送っておきましょう😊。

とはいえ、学校現場で中学生と関わってきた僕としては、いろいろな選手の振る舞いや、発する言葉などから今後のヒントになるものを探してしまいがち。

そこで今回は、

「今、学校現場ににいたら生徒(や他の先生、保護者の方)に言っているだろうな」

という事を記事にしてみたいと思います。

今日のお話はカーリング日本代表チーム「ロコ・ソラーレ」について。

おお!北海道北見市のチームですね(わざとらしい)。先程チーム公式サイト→(https://locosolare.jp/)の方をチラッとのぞくと、

「KEEP SMILE! STAY POSITIVE!」

というキャッチフレーズが!

もぐもぐタイム中のしぐさや、喜怒哀楽丸出しの姿に僕の心はガッチリ掴まれていますが、とにかく「笑顔😊」がステキ!

そして何よりも、

「メンバー同士の対話によって課題を解決しようとする姿勢」

は、まさに今の学校現場がやろうとしている事(しているよね?)だと思っています。

実は一部で、

という声があるのも知っています。ですが、ロコ・ソラーレの選手の何気ない振る舞いは

『各個人が持つ能力を引き出す』

振る舞いなんですね。

タイトルにある通り、

「失敗してはいけない」が「失敗を生む」

についてカンタンな例をあげて見ていきましょう。

例えばみなさんが、全力ダッシュをすることを想像してください。そうですね、

「①グラウンドの上で全力ダッシュ」をイメージできました?

じゃあ次に「②白線の上をはみ出さないようにダッシュ」を想像して①と比べてください。どうかな?

最後に「③平均台の上をダッシュ」を想像してください。何なら③普通の平均台、④地上10メートルに置かれた平均台なんかも比べるとわかりやすいかも?

この中で1番高いパフォーマンスを発揮できるのは?と聞かれると…考えるまでもありませんね?

「〇〇してはいけない」この場合は「はみ出してはいけない」、平均台なら「踏みはずしてはいけない」某漫画の鉄骨渡りなら「落ちてはいけない」。

この「〇〇してはいけない」というのは厄介で、これが強くなればなるほど、自分の体は言うことを聞かなくなっていきます。

このパフォーマンスの低下、ぜひ体感してみてください。

「歩くときに手に持ったコップの水をこぼしてはいけない」でも同じような体験ができますね。

パフォーマンスの低下の結果、「普段はできるはずのことができなくなる」も起こりえます。

「失敗してはいけない」のメンタリティは結果的に「失敗」への道を開いてしまうわけです。

これを見てくださっている先生!学校で

「〇〇はダメ!」、「〜してはいけない」ばかりになっていませんか?

子供たちの能力を奪っているのはもしかしたらあなたかも?

仲間を認め、共感し、賞賛し、励ます。こんな雰囲気を作ることができれば、その集団は勝手に成長していきます。

もしよかったらあなたのクラスで、あなたの部活動で試してみませんか?

今日はカーリング決勝戦。

仕事でリアルタイムで見れないのは残念ですが、お昼休みを楽しみにしておきましょうか。

↑コラ!仕事に集中しなさい!(職場の人)。