今日の朝は新冠温泉のある高台の駐車場からお届け。ちょっとお風呂から出るのが遅くなったら…なんだ、こんないい練習場所あるじゃんって事に気づく。

車内から、フロントガラス越しに見える景色もこんなに晴れやか。

北海道に来てから、写真を撮るときの唯一の難点と思っているのは電線が邪魔になりがちということ。アングルとかを工夫すればクリアできる問題かもしれませんが。

おっと、話がそれました。読み聞かせのお話し。今日は、読み聞かせ特別企画の最終日。今日読む本は社会派です。

写真絵本(っていうのかな?)。今日の対象は6年生。SDGsをテーマにした中の一冊。

今までとは一線を画す内容の本。今回はテレビのドキュメンタリー番組のナレーションを意識して読んでみよう。

(本番前に撮ってもらいました)

本番。直前にブックトークみたいな形でSDGs関連本の紹介があり、その中の一冊を別のボランティアの方が読み聞かせ。

続いて僕の出番だが…

しんとした雰囲気の中、読み進めていく。笑いがテーマではないので生徒のリアクションも無い。結局「これでいいのかな?」の気持ちのまま終了。児童の反応がないのでわからないけど、しっかり聞いてくれた実感はある。

(写真をよ〜く見てみよう)

最終的に、読み聞かせ特別企画の3日間(6学年)を通して思うこと…

今まで(教員時代)、聞き手に対して

「しっかり聞きなさい!」

の言葉が必要になるのは「話し手側の問題」でもあると実感。聞き手の興味があれば、あえて言わなくても子どもはしっかり聞く。興味を持たせることが大事。

子どもが本の世界に引き込まれた時の集中力はスゴイ!直前まで足をプラプラさせていて落ち着きなかった子も、集中している時はピタッと足が止まる。

確かに、子供によって興味を持てるジャンルも違うから「全員を引き込む」のは難しいかもしれない。それでも、絵本には人を引き付ける大きな力がある。

発達段階に応じて、リズム遊びを入れたりしながら、緊張と緩和のバランスをとって会を進めていくベテランの方のテクニックを身につけることができたら、中学生の授業も変えることができそう。

なんてことを感じました。

実はちょっと軽い気持ちで始めた読み聞かせボランティア。これってめちゃくちゃプラスになりそうな予感。

(話が真面目になりました。気分を変えて。)

特別企画の読み聞かせはこれで終わりますが、毎週の通常読み聞かせは今後も継続。

今まで読んだ本は2冊は自分で選び、2冊は紹介してもらったもの。

また図書館に行って新しい本とであいますかね。

終わって学校を出るともうすぐお昼。

太陽の光が眩しいここは日高、新冠町。