
前回、「教師と反面教師①」として「あ先生」を紹介しました。
詳しくは前回記事を見ていただきたいのですが、中学1年生の時に「あ先生」に出会った事は、今の自分に繋がる大きな出来事でした。
その当時はほんの小さな心の動きでしたけどね。

そして迎えた翌年。
担任の先生は「タヌ口先生」。こちらは数学の先生です。
飄々とした雰囲気で、「あ先生」と同じく若くて面白い先生。でも、面白いのタイプがちょっと違う。
なんというか…
若い先生なのにオヤジギャグをブッ込んでくるというか(笑)。

例をあげると…
ある日、僕が日直か何かの日で、翌日の予定を聞きに行ったら、
「数学の予定に、『りいて』って書いておいて」って言われたんですよ。
当然聞き返すわけですが、返ってきたのは
「ひらがなで『りいて』って」。
釈然としないまま迎えた数学の授業。内容は証明のところ。
授業の途中にクラスメイトの1人が
「あっ」
て言うと先生が、

「分かったか?定理の逆や。」って。
先生ごめん!そりゃわからんわ(笑)。
と当時は返したものの、まもなく50歳になろうとする自分が覚えているって事は、よっぽど印象に残ったのでしょう。
面白いか面白くないかは別として。
小学校では女性の方に担任を受け持っていただく事が多かったので、男性教員、特に気さくな「タヌ口先生」とのやりとりは楽しかった印象があります。

実はこの「タヌ口先生」。
僕が教員になった後、部活動指導の場面でもお世話になりました。
テニス部顧問時、野球部顧問時ともに、たまたま同じタイミングで「タヌ口先生」も同じ競技を顧問、監督をなさっていて。
対戦相手ベンチにお世話になった先生がいて、互いに競い合う関係になったことに気づいた時が、
『学校の先生していてよかった。』
と思う瞬間のひとつでした。

タヌ口先生とたまたま同じタイミングで同じ競技を受け持った事が、能登と南加賀の子どもたちをつなぐことにもなりました。
人との縁って不思議ですね。

なったのはタヌ口先生の責任か…
竹「か、肩肘張らずに子どもと接する姿は、今でも僕にとっての先生ですね 笑。」