北海道にも夏は来る!当然夏休みもやってくる!

子どもたちが登校しない今日はいつもより遅めの出勤。7時45分にタイムカード出勤打刻。

令和4年12月に現任校に来てから、丸々1年7か月。ホタテ漁師期間を越え、まもなく牧場勤務期間に追いつきます。

教員復帰のタイミング
「また一歩(R4.12.19)」はコチラから。

これで教員として丸20年プラス1学期が2回と3学期が1回。変な経歴ですね。

(実現可能かはともかくとして、
やりたいことはいっぱいありました。)

僕は子どもの頃から将来やりたいことがコロコロ変わったタイプ。学生時代にはたくさんの種類のアルバイトもしました。

ありえない話ですが、

「もしももう一度人生をやり直せるなら、あなたはどんな仕事を選びますか?」

そんなもしもの選択を体験するために一度は手放した教師生活。あらためて振り返ってみると…

時間あたりの収入はホタテ漁師に軍配。退職金や諸々を考えると教員とどっこいどっこいかもしれないけど、元気な体とやる気があれば稼げる漁師は魅力的。資格等は一切不要で大卒よりも稼げる仕事。夢があります。

竹中Tが経験したホタテ漁師時の様子は
コチラ「はたらく ホタテ漁師②」をどうぞ

※地域や扱う魚種によって収入は全然違うと思います。あくまでたまたま自分が経験した年基準です。更には資格があるとキャリアアップできるかも。

やっぱり海はいい。

「安定」を考えるとやっぱり公務員でしょう。経済的安定はもちろんですが、自然を相手にする農業や漁業は仕事の段取り的な安定感が一気に減りますよね。

牧場仕事も放牧地や牧草管理は天気に左右されるけど、牛舎管理はルーティンワーク。

漁師は海が時化たら急にお休みになったりするし(逆にそれがうれしい時もあるけど)。

(この図、意味が逆にみえるかも?
左に行くほど勤務時間が「長い」です)

お仕事の時間は…これも迷うけど上の順かな?畜産関係は夜中に出産立ち会いがあったりする。最近はバースコントロールもやっているので省力化は図れている。

(自分がいた頃の牛達は、この秋にはすべて
出荷されているはずです)

僕は経験しなかったけど、乳牛農家は搾乳もあるからきっともっと大変。

ブラックの代名詞学校の先生も、自分が採用された当時と比べるとかなり勤務時間は減っている。

ホタテ漁師は朝早いのがネックだけど、パッと獲ってサッと帰る。

勤務地。圧倒的に漁業が大変。

「板子一枚下は地獄」

のことわざは伊達じゃない。そもそも仕事中ずっと揺れてるって想像つきます?

身体の怪我や命そのもの安全性と言い換えてもいい。

それでも、竹中的にはメンタルヘルスが一番良かったのがホタテ漁師時代。正直、もしもがあるならば若いうちからホタテ漁師はアリ、大有りです。

実は今回のお話は、令和4年12月5日に中学生向けに話した内容の一部。

その時の様子は「はたらくこと(R4.12.5)」
の記事へこの写真からジャンプしてね。

やり直しではなく、人生これからの若者に「はたらくということ」を考えてもらいました。

はたらくということは自分が与えられるものと相手が必要とするもののマッチング。

相手が必要とすることを満たしてあげた対価としてお金を受け取る事です。

そのやり取りの中で自分が重要視するのはどこなのか?何なのか?

そこの折り合いをつけることですね。

さて、最初に戻り、もしも時間が巻き戻ったら…

やっぱり僕は、学校の先生をしている(していた)ような気がします。ブラックだなんだと言われますが、やっぱり尊いお仕事。

まわりや世間が何と言っていても自分は、

「大変だから教員になんかなるな」

とは言いたくない人。物事の一部分だけ見て判断はさせたくない。

どの職業にしても良いとこ、悪いとこあるものだ。あとは、

「自分の道は自分で決めなさい。」

そんなふうに思います。

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