おはようございます。今日は早朝より旅先スタート。
さて、ここはどこでしょう?
今日イチの目的地はここなんですが、
瀬石温泉。満潮時には海面下に沈む温泉。いわゆる秘湯と呼ばれる温泉。
温泉につかりながら日の出を待とうと思っていたのですがね。
満潮時は避けたつもりですが、
逆に間もなく干潮…
あれ?干潮時もダメなの?
サイトによると干潮2時間後ぐらいがいいみたいなので、8時頃なんですかね?
しかたない。一旦離れましょう。
さて、あらためてここはどこでしょう?
もったいぶらずにいいましょう。羅臼町、知床半島です。
ゆうべのうちに知床峠を越えて来たのですが、
鹿ゾーンでしたよ。
日本最後の秘境とも言われるわけです。
しかも、ヒグマ超高確率モードです。熊の分布密度は世界でもトップクラス!
先日からいい事が続き、なにやら自分で◯亡フラグ立てまくっているみたいなので気をつけないとね。
やっぱり海が好き。こちらは国後島の方を向いた根室海峡。
とりあえず行けるところまで行きました。
何度も何度も念を押すように重く響きます。
「大丈夫だって!」
という気持ちは決して「勇気」ではなく単なる無鉄砲。私は装備も勇気も持ってきていないのでここを離れます。
旅の目的は秘湯ですから。
さ、干潮明けまでちょっとぶらぶらタイム。
自然にできた岩。さて、名前は?モアイ像じゃないよ。
そのまんまじゃん!でもスゴイな。
羅臼といえば「羅臼昆布」。平らな岩場は昆布とかワカメ向きな地形(のはず)。
ここの地名はズバリ、
「昆布浜」。そのまんまじゃん!
沖で操業中はホタテ船ではなかろうか?
いよいよ温泉!ひゃっほ〜い!
入浴料はなんと無料!「お気持ち」システム。
衣服を全部脱ぎ去ってレッツゴー!
熱っ!
これはヤバい!もうしばらく待つことにしよう。
再び服を着て待ちます。なぜならここは道路から丸見えだから。
天気がいい〜。
岩場でゴロゴロ。
あれ?これ、気がついたら隣に熊とかってパターンもあるのか?
一旦離れるか。
遠くにうっすら見えるのは国後島です。
クジラ?イルカ?っぽいのはチラチラ見える(気がする)けど、全景は見せてくれない…
よし、次!
知ってる人は知っている。
ここはど〜こだ?
「北の国から2002 遺言」で結(内田有紀)が働いていたコンビニ。今もお店は営業していて、買い物した後に写真の許可をいただこうとしたら、
「これも撮っていいよ」ってしまってあったのを出してくれた!
結(内田有紀)とは程遠い…むしろトド(唐十郎)の方が近いのが気になるところ。
それでもこれはお宝写真の1つになりました。
お昼はこれまた北の国からの「純の番屋」。
北の国から→北の国からと来て、本当ならば純と結のデートスポット、「ひかりごけ」を見に行きたいところだが、ひかりごけの見える洞窟はたしか10年前くらいに立入禁止になったはず…となれば…
よし!時(潮)は満ちた!はず?
思ったほど潮は満ちていない。
実は1km先ほど先には同じく海辺の温泉があるのだが、
当面使えないらしい。
う〜ん、どうするべ?
よし!
秘湯はまだある!
この秘境感よ。
あたりはほんのり硫黄のかおり。テンションがあがります。
入浴料はビックリなんと無料!こちらも「お気持ち」システムです。
湯船から見たらこんな感じ。熊の湯だけにクマが出てきそうな場所です。
おそらく地元の方であろうおじさんが気さくに話しかけてくる。どうやら漁師さんらしい。以前よりも漁師さんの話の理解できる部分が増えたよね。
知らないことを知るのは純粋に楽しい。
さあ、さっきまでいたのは羅臼町。
間に知床峠を挟んで、
斜里町。
実は2町の間の知床峠、なんと冬季間は閉鎖されます。つまり、ここからの2町の行き来はできないということ。その関係もあって知床半島はオホーツク海側の半分がオホーツク総合振興局に所属する「斜里町」で、
根室海峡側の半分が根室振興局に属する「羅臼町」となります。
「知床半島=知床町」ではないんです。
よっしゃ!それじゃ斜里町にある、「天空に続く道」でもよって帰るか!
…なんで急に天気悪くなるのよ?
ま、いっか。オホーツクにいるうちは近い近い。また来よう!
帰ります!