今日は3月12日。石川県小松市の市立中学校十校の卒業式の日です。

本日、卒業を迎えた卒業生のみなさん。このたびは本当におめでとうございます。

一般的には義務教育を終えて云々…となりますが、それは他の人が言っていると思うので、それはそちらにおまかせして、僕からのメッセージを。

この1年と少しの間、「新型コロナウイルス感染拡大」で、思った事ができない中、不自由な思いもたくさんしたと思います。まずは

「よく頑張ったね😊」

今までできたはずの事ができなかったり、今までやっていなかった事をやることになったり、「変化に対応」することは大変だったでしょう。

特に自分自身や、ご家族の中に基礎疾患がある人は、心の休まる暇は無かったと思います。

中学校を卒業したからコロナがなくなるというわけではありませんが、「新しい世界に身を投じる」ということは「現状の不自由さに苦しむ」よりも「新しいことを見聞きし、体験できるワクワク感を感じる」事の方がきっと多いと思います(これは竹中が実証済)。

中学校卒業後、自分自身の社会とのかかわりは加速度的に広がっていきます。

自分自身の安全を確保するための「ブレーキ」も確かに必要ですが、どんどん前進するための「アクセル」を踏める生き方を心がけるといいと思います。

また、たくさんの方の命が奪われた出来事に対して、軽々しいことを言うべきでは無いとは思いますが、新型コロナウィルス騒動は今までの世の中の「常識」や「当たり前と思っていた事」をたくさんぶっ壊し、持ち去りました。

人の働き方や生き方、もっと言うと自分達が何を大切にするかを考えさせられる出来事だったと思います。

これは「不都合」を生み出すと同時に、「本当はみんなが必要ないと思っていながら、いろいろなしがらみで無くせなかったもの」をも持っていってくれたんじゃないかと思います。

決してコロナ礼賛という意味ではありません。こうとでも言わないと、亡くなられた方の命が報われないのではないかとも思い、無理矢理プラスの捉え方をしているかもしれませんね(※あくまで個人の考えです)。

新型コロナ騒動前後で世の中が変わった。

この「変わること」がこの先のスタンダードになっていくのかなと思います。

そんな状況を考えると、あなたより先に生きてきた人の生き方は、あくまでも自分の生き方を考えるための「答え」ではなく「ヒント」にしかすぎません。

自分がどんな生き方をしたいかよく考えて、その考えを具体的な行動に変える方法をみつけて下さい。

人生は思った通りにいかないことばかりかもしれません。だからこそ人は工夫し、うまくいくための道を模索します。

そして苦労した分だけ、成功の感動や喜びを感じ、それが次の挑戦のためのエネルギーに変わります。

最初の挑戦のためのエネルギーは小さな「きぼうのタネ」として、あなたたちの心の中に植えてきたつもりです。

このタネに水をやり、雑草を取り除き、大きく育てるのはあなたたち自身の役割です。

この「きぼうのタネ」が芽を出し、大きく育った頃、みなさんとまたお会いすることを楽しみにしています。

その時は自分がどのような「道」を歩んできたか、笑顔😊で語ってくださいね。

卒業おめでとう😊がんばるんば😊