コンビニ(セブンイレブン)の書籍コーナーにある、故 野村克也さんのこの本。ついつい手にしてしまいました。

なぜついついかというと…

(手元にあるのは一部。実家にも残してきています。)

ノムさん本、たくさん持っているから。ノムさん本の特徴は…

「結局書いてあること一緒(笑)」

もう、亡くなられてから一年近くになるので当たり前といえばあたりまえ。

でも、同じことが書いてあって、「ああ、ここにも書いてあったよね」ということでも、その時々の自分の置かれた状況によって感じ方が変わるんです。

人の心って不思議ですよね。

竹中Tの好きな野球チームは「落合中日」と「野村楽天」(野村ヤクルト、野村阪神時代は父の影響で巨人ファンでした)。知将と呼ばれる方の緻密なチーム作りが大好き。

なのでノムさん本に、はまっていくのは自然な成り行きだったのかもしれません。

自分が部活動指導者の立場で、「弱者が強者に勝っていくプロセス」を考えていく中で、共感できる部分がとても多かったように思います。

僕は「自分達で考えて動くチーム」を理想としていたので、チームビルディングの方針の背中を押してもらったのがノムさん本。

「考えることは、才能のない人間の最大の武器となる」

決して子供達を才能のない人間と、貶めている訳ではありません。僕は、

  • 謙虚な姿勢で
  • 考えること
  • 試行錯誤すること

が成長に繋がる一番のプロセスだと思っているので、この一言が心に響くのだと思います。

そして野村克也さんの真骨頂は

『人を育てること』

  • 物事の本質を捉え
  • 選手の個性を見抜き
  • 的確なアドバイスで能力を引き出す

僕が指導者として目指したい理想形であり、目標とさせて頂いていました。

野球に興味がない人、あるいはビジネス書としても参考になるこの一冊(ノムさん本ならどれでもOK!)。一度手にとってみてはいかがですか?

『夢と希望があるから、人間は笑い、興奮し、感激できる』