(また君かい?そこは子牛の場所だよ。しょうがないなぁ)

12月最後の日曜日です。みなさん年越しの準備は済みましたか?

僕は今日は勤務日。明日、あさってお休みで年末年始はシフト入れてもらいました。

新型コロナウィルスのため実家へ帰省しないので仕事を入れようと。そうすれば、その分他の人が休めるでしょ?

(動物には盆も正月もないもんね)

牧野では先日も子牛が生まれ、出産予定日を過ぎた牛もいます。命の営みにお休みはありません。

(尻尾を上げているのはウンチする直前)
(牛は基本的にスフィンクスみたいに座る)
(気を抜くとこんなふうになることも)

と、ここまで、昼休みに記事を書き、午後の仕事を終え帰ろうとすると…

あれ?さっき終わらせたはずの牛舎に電気が。(やべ、消し忘れたか?)

行ってみると子牛が生まれそうとのこと。僕が出産に立ち会うのはこれが2件目。

「いい機会だから、手入れてみる?」

!?

長手袋をつけ、産道に手を入れる…肩口ぐらいまで入ったところで…

「前足のヒヅメ!?」「顔?あ、鼻だ!」

羊膜の中の子牛に触れることができました。中で動いているのもわかります。スゴイ!

なにより1番実感したのは「母牛の体の中。あったかい…」。

その後、みんなで引っ張って無事出産。また、新しい命が生まれました。命ってあったかいんだね。

本当なら写真や動画で見せたいところ、感激を伝えたいところ。うまく伝えられなくてごめんね。

なんとか記録できるように工夫するから待っててね。